接骨院と整骨院の違い
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- 接骨院の基本知識
2025年10月10日
接骨院と整骨院の違いは名称のみで、施術内容や法的な位置づけに違いはありません。どちらも柔道整復師という国家資格を持つ人が施術を行い、急性期の怪我(捻挫、打撲、挫傷など)に対して健康保険を適用して施術が受けられます。ただし、厳密には「整骨院」という名称は法令上認められておらず、「接骨院」や「ほねつぎ」が正式な名称とされます。

施術対象とできること
- 捻挫、打撲、挫傷(肉離れなど)、骨折、脱臼:といったケガの施術が可能です。
- これらの施術は、健康保険の適用対象となる場合があります。
- ただし、マッサージや慢性的な肩こり・腰痛など、ケガではない症状は保険適用外となります。
資格について
- 接骨院と整骨院で施術を行うには、厚生労働大臣が免許を与える「柔道整復師」という国家資格が必要です。
- 柔道整復師は専門学校や大学で基礎医学、専門知識、技術、関係法規を学び、国家試験に合格した者のみが免許を取得できます。
- 「ほねつぎ」や「柔道整復院」といった名称の院も、柔道整復師が施術を行う施設を指し、同様の施術が行われます。

名称の違いについて
- 接骨院: 骨を「接ぐ」(つぐ)という、昔から伝わる柔道整復術に由来する名称です。
- 整骨院: 骨や関節を「整える」という、施術内容を表現した名称です。
どちらの名称を使うかは、開設者の好みや地域ごとの慣例によるため、治療の内容や保険適用の範囲に差はありません。
整体院や整形外科との違い
| 施設名 | 資格 | 施術内容 | 保険適用 |
|---|---|---|---|
| 接骨院・整骨院 | 柔道整復師(国家資格) | 骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷などの急性外傷の施術 | 医師の同意が必要な骨折・脱臼などを除き、一部の施術は保険適用 |
| 整体院 | 民間資格または無資格 | 骨盤や体の歪みを整える施術 | 全額自己負担(保険適用外) |
その他
- 「ほねつぎ」や「柔道整復院」といった名称の院も、柔道整復師が施術を行う施設を指し、同様の施術が行われます。
- 整体院は国家資格がなくても施術が可能であり、保険適用外の施術を行うのに対し、接骨院・整骨院は保険適用が可能な施術を行う点が大きく異なります。